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2007.01.09

ネットで頭が悪くなる???

最近、読めるけど書けない漢字が増えてきた気がする今日この頃。

ネット君臨:第1部・失われていくもの/8 検索--コピー--ペースト

◇奪われた「考える力」

 年賀状のあて名の漢字が出てこない。目の前にいる得意先の名前が浮かばない。

 広告代理店に勤務する東京都文京区の女性(31)は昨年末、港区の「山王クリニック」を訪ねた。脳のMRI(磁気共鳴画像化装置)検査を受けたが異常はない。

 転職したのは2年前。パソコンや自動車の雑誌を担当し、最新技術や新商品を調べるため「考えるよりも前にインターネットで検索するのが習慣になった」という。1日8時間はネットを使う。次第に物忘れがひどくなり、広告の入稿日や雑誌の発売日さえ思い出せなくなった。

 山王クリニックでは2年半前の開業当初から、女性のように脳に障害がないのに同じ「症状」を訴える患者が目立ち、年間200人を超える。20~40代が中心だ。山王直子院長は「画像に流れている情報を見るだけでは頭の中を素通りする」と指摘する。患者には、たまにはパソコンや携帯電話を使わず、手書きの日記をつけるよう勧めている。

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 インターネットは考える力にどんな影響を与えているのか。

 「ネットの社会でコミュニティーは可能だとは思うけど、うわべだけの付き合いしかできないと思う……」

 昨年秋。大正大や国学院大など都内3大学で教壇に立つ弓山達也教授(宗教学)は、わずか80字の答案を見て思わず「おいおい、もう少し考えろよ」とうなった。

 ネット社会に関する自由筆記試験。用紙には500字以上のスペースがあるが、ほとんどが空白だ。頭を抱えたのはこの答案だけではない。短い個条書き。結論がない。改行しない。ひらがなが多い。

 弓山さんが学生の国語力低下を感じたのは90年代後半になってからだ。ゆとり教育と並行してネットが普及した時期と重なる。弓山ゼミの4年生、吉川大輔さん(22)は「文字を書く9割は携帯メール。手書きはほとんどしない」と言う。パソコンさえ使わない学生が増えている。

 危機感を覚えた弓山さんは、昨年度からゼミ生にブログの開設を指導した。公表しても恥ずかしくない文章を練り、他人からのコメントにも対応するうちに文章力が上がるのではないか。文部科学省も注目し、補助金がついた。

 だがその後、ブログをやめ、仲間内だけで利用できるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に移る学生が続出した。彼らは「知らない人のコメントが怖い」「SNSなら気軽に書ける」という。今もブログを続けているのは3分の1しかいない。

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 東京都練馬区の開進第三中3年、木下佳織さん(15)は中1の時、遠足で行った埼玉県川越市について、個人新聞にまとめる総合学習の課題に取り組んだ。

 ネットでキーワード検索し、いくつかのホームページにたどりついた。その一部を切り張りするコピー・アンド・ペーストの要領で紙に書き写し、語尾だけ「ですます調」に変えた。先生にほめられ、学年集会の発表者に選ばれかけた。「でも苦労して調べてないし内容も理解していない」。後ろめたくて断った。

 同校の多田義男教諭(37)も2年ほど前、宿題で同じ内容のリポートが出始めたことに驚いた。「鉄の性格を細かく調べる」では、同じグラフ付きのまったく同じ文章が5、6人から提出された。やはりネット検索だった。多田さんは「見栄えは図書館で調べた生徒より良かった。子供たちに悪気はないんだけど」と戸惑う。

 木下さんはその後も総合学習でネットを利用していたが、3年生の技術で出された課題には困り果てた。「金属」で検索をしても詳し過ぎる説明が大量に表示され、どれを参考にしていいか分からない。図書館に駆け込み、入門用解説書を手に取った。「読みながら自分で書いているうちに頭に入った」

 考えるには時間がかかる。だが、ネットはそれを忘れさせる。=つづく

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 ◇ネット依存、長期記憶に影響--小泉英明・日立製作所フェロー

 ネットやIT(情報技術)が急速に普及しているのに、人間の脳の働きへの影響はほとんど分かっていない。知らん顔しているとシッペ返しを食うおそれがある。人間の脳、「知」の部分をどう変えていくか、変えていかないのか。アセスメント(影響評価)が急務だ。

 ネットに頼り過ぎて、モノが覚えられない健忘症になる可能性はある。人間の脳には、短期的な記憶をつかさどる「ワーキングメモリー」の部分があるが、ネット検索が便利になって依存し過ぎると、モノをいちいち覚えておく必要がなくなる。無意識のうちに脳のこの部分をだんだん使わなくなってくる。

 最近の研究で、ワーキングメモリーは短期の記憶だけでなく、学習や経験で蓄積された長期の記憶を引っ張り出す際に重要な機能を持っていることも分かってきた。記憶している情報にタグ(印)を付けておき、必要な時に引っ張り出す機能だ。これが働きにくくなると、過去に記憶していたことも思い出せず、認知症に近くなることも考えられる。便利になると頭を使わなくなる。車に乗ってばかりいると、脚力が衰えるのと同じだ。

 オン・オフの作業だけ続けるのも危険だ。例えば筆ペンで文字を書く時は、きれいな字体にするのに、どの程度強く押したらいいかや字のバランスを考えて線を引く。つまり脳で感じながら書いている。一方、パソコンで書く時は、キーボードをたたくオンとオフしかない。まだ実証データ不足だが、二つの動作で脳の働きは明らかに違う。

 個人的な見解だが、幼いころからオン・オフだけを続けると脳の働きがかなり変わる懸念がある。脳が基本的な部分を一生懸命構築する時期にパソコンばかりやらせるのは良くない。特に2、3歳までは、造花ではなく本物の花に触れるような実体験が欠かせない。



(´・∀・`)ヘー
ネットはよくないってことが言いたいわけだw

確かにパソコンを使うようになり、文字を書く機会も減って
冒頭に書いたように漢字を書けなくなった気もする。
何しろパソコンは便利で、知らない漢字だって変換してくれる。
知らない知識も検索すれば、上っ面だけなら
専門家のように語ることも出来るw
自分で考えなくても引用すればそれで体裁は取り繕えるものね。
ついでに言うと、携帯のメモリが充実しだしてからは
さっぱり電話番号も覚えられなくなったw
だって携帯がおぼえていてくれるんですものw

でも、それはネットのせいだけじゃないんじゃまいか。
ネットは所詮道具でしかない。
道具の出した結論をそのまま使ってる人間の方に
何かしらの問題があるんじゃないだろうか?

結局は道具が便利になった分、使い方は人間様が自制して
頭を使う努力をしなきゃいけないだけの話だ。
楽な方に流されてる風潮をいさめるならまだしも
「ネットがそれを忘れさせる」
なんて短絡的にも程がある。
頭を使っていないのは、記者様も同じじゃないでしょうか?w
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