--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2007.01.10

ようやく第一部完です

なんでもネットのせいにすりゃ新聞に戻ってくるとでも思ってるような
毎日の自己満足特集の第一部がようやく終わりのようですよ^^

ネット君臨:第1部・失われていくもの/9止 最先端…電脳村の10年

 ◇高齢者に遠い「恩恵」

 おばあはメーリングリストで「スイカに敷いたワラが風に飛ばされた人がいる」と回す。遠方からスイカ作りコンテストに参加し、日ごろ見回りができない仲間に知らせるためだ。

 冬は2メートル近い雪に埋もれる富山県旧山田村(現富山市)。山崎冨美子さん(72)は60代になってパソコンを始めた。96年、ネットによる最先端の村おこしとして脚光を浴びた過疎対策「電脳村」がきっかけだった。夫に先立たれ、娘にも「ばあちゃん、さびしかろ」と勧められた。

 村は旧国土庁の補助を受け、全世帯の7割に上る約320戸にテレビ電話付きの最新型パソコンを無償で配った。当時最高速のISDN(統合サービスデジタル網)も全戸に敷いた。

 99年夏、故小渕恵三首相がチャーター機で視察に訪れる。村は人工降雪機で雪だるまを作って歓迎した。山崎さんは首相とテレビ電話で「年寄りのオモチャみたいなもん」と話し、驚かせた。

 「みなさんは日本の先駆者です。予算を組むからどんどん要求してください」。金融危機とデフレ不況のさなかで、首相は懸命に日本の明るい将来をアピールした。

 だが今、山崎さんのように村でネットを使いこなす高齢者は数えるほどだ。

   @   @

 記者は公民館の隣にある3階建ての「情報センター」を訪ねた。電脳村の司令塔だったが、担当職員は1人しかいない。センターに近い集落で暮らす女性(70)は「インターネットは若い衆がやってるからやらんでもええ」と言う。テレビ電話会議構想もあったが、男性(58)は「寄り合いは顔を合わせんと話が伝わらん」と語る。村から配られたパソコンは旧型になり、返した人も多い。

 村は当初の構想で「マルチメディアによる地域活性化」をうたった。集落ごとのパソコンリーダーが生まれ、全国から「パソコン教師」の学生ボランティアが駆けつけた。村のメーリングリストも活用された。

 しかし、どれも長続きしていない。村民のホームページ作成のサポート、メールでの健康相談、ネットを使った高齢者への遠隔医療……。計画は尻すぼみになった。04年、光ケーブルのブロードバンド(大容量高速)通信回線も整備されたが、高齢者の利用の後押しにはならない。

 元助役の小西源清さん(75)は振り返る。「電脳村は昔話になった。持続的な取り組みに必要な人材が不足していた」

 村は05年、富山市に吸収合併され、情報化予算を独自には組めなくなった。地域住民を対象にした年1回の「やさしいパソコン教室」を開くのがやっとだ。今年の参加者は5人。旧山田村の住民は1人だけだ。電脳村の面影は、ホームページで特産物を宣伝する「青空市」にわずかに残る。

 小渕首相の視察に同行した堺屋太一元経済企画庁長官は「当時のIT(情報技術)政策は不況ムードを打ち消すことが最優先の狙いだった」と認める。そのうえで「いまだにインフラ整備ばかりやって、肝心のコンテンツ(情報の中身)は業界任せだ。みんなが参加できる面白いコンテンツや高齢者にも使える仕組みづくりの意識が薄い」と指摘する。

   @   @

 総務省は地域情報化の推進のために06年度も総額162億円の予算を計上した。10年度までにブロードバンドをすべての過疎地に行き渡らせると公約するが、山田村の再現になる心配は残る。

 「野菜を採りにおいで」。村のおばあの山崎さんは、慣れた手つきで市外に住むメル友の夫婦にメールを打つ。「百姓のばあちゃんだと卑下することはないなあ」と思える。

 多くの人がインターネットの恩恵を受けるためにはどうすればいいのか。村の今がそれを問いかけている。=第1部おわり



いかにもお役所が考えそうなことだ(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
お年よりも使えるインターネット、便利だよ~と。
予算まで組んでモノだけ与えてハイあとよろ~と。

サポートします~と言われても、何をサポートしてもらえばいいのか
そもそも思いつかない人も多いだろうし
メールで健康相談と言われても
メールを打つのが面倒(確かに面倒な人は面倒だと思うよ)とか
うまく文章に出来なくて、って人もいるだろうし。

ネットをうまく活用してる人たちも多い。
趣味の仲間を集って情報交換したりするサイトも多いしね。
ただ、続けていくのって大変だとつくづく思うわけですよ。
人が増えれば管理も大変だし、トラブルになることもある。
それを解決していくのもなかなか大変だしね。

これもなんだかんだいって、使う側の問題なわけで
必要だと思う人は使うだろうし
こんなのいらないと思えば使わないのよ。
しかも使う側がお年寄りともなれば
若い頃と違ってキーボード打つのすら苦労するだろうし
使い方を覚えるのも苦労する人もいるだろう。
年寄りに限らず、機械に決定的に弱い人もいるわけで。
そういう人にパソコン与えて「便利だから使ってください」
と言われても、はいそうですかですぐ使えるようにはならないだろう。
いくら便利だと言われても、恩恵を感じない人もいるのだから
どうしようもないと思う。

で、結びの言葉の意味するものはなんなのでしょう(;・∀・)
ちゃんと使いこなしてるお年よりもいるじゃないかw
こういう道具はね、使いたい人が使うのであって
パソコンがあるから、ネットがあるから便利だから使えって
強制するもんでもない。
最後はその人の判断でしょう。
『電脳村の今』は、ネットの恩恵を多くの人が受けるためには
どうしたらいいのかを問いてるわけじゃなく
お役所思考の限界を問うているんじゃないだろうか。
スポンサーサイト

この記事へのトラックバックURL
http://gogoteamilk.blog23.fc2.com/tb.php/239-a81d8085
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。