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2008.12.12

陛下のストレス

ストレスストレス言う人よりも、普段黙っている人の方が
ストレスが体にまで影響するものなのだと改めて考えさせられた今日この頃。

「皇統など諸問題ご憂慮」 陛下のストレスで宮内庁長官

 天皇陛下に心身のストレスが原因とみられる胃腸の炎症が確認された問題で、宮内庁の羽毛田信吾長官は11日の定例記者会見で、陛下のご心労に関する私的所見を述べた。この中で羽毛田長官は「将来にわたる皇統の問題をはじめ、皇室にかかわる諸問題をご憂慮のご様子を拝している」とした上で、皇太子ご夫妻の健康管理態勢や、皇太子妃雅子さまをめぐる報道などに問題があるとの見解を示した。

 羽毛田長官は天皇、皇后陛下は雅子さまについて、「適応障害のみならず広義の健康問題を心配されてきた」と指摘。皇太子さまが昨年、十二指腸ポリープの切除手術を受けられた際にポリープが相当の大きさになっていたことに強い不安を持たれた点も挙げ、ご夫妻の健康チェックについて「誰かが責任を持ってお守りすることを願っておられる」と述べた。

 また、雅子さまの適応障害に関しても「皇室そのものがストレスであり、ご病気の原因ではないか」などの論調があることに「両陛下は深く傷つかれた」と述べた。

 その上で、皇室医務主管が雅子さまの健康管理に直接関与することを差し控えてきた現状の態勢は「責任を不明確にしている」として、今後は東宮職医師団が直接の責任者であることを明確にしてご夫妻の定期検診などに当たってもらうと述べた。

 一方、陛下のご負担軽減については「ここ1カ月程度はご日程を可能な限り軽いものにしたい」と述べ、今月の天皇誕生日や年末年始の諸行事について、今後調整を図るという。



産経は、長官の会見全文は載せないのかしら?
某妃擁護記事ばかり載せてるからかしら?

<天皇陛下>宮内庁長官の所見全文

12月11日22時2分配信 毎日新聞
<12月9日の天皇陛下の検査結果に関する皇室医務主管等の説明及び皇太子妃殿下お誕生日に係るご感想と東宮医師団見解を踏まえての宮内庁長官発言>

 天皇陛下には、かねて、国の内外にわたって、いろいろと厳しい状況が続いていることを深くご案じになっておられ、また、これに加えて、ここ何年かにわたり、ご自身のお立場から常にお心を離れることのない将来にわたる皇統の問題をはじめとし、皇室にかかわるもろもろの問題をご憂慮のご様子を拝しており、このようなさまざまなご心労に関し、本日は私なりの所見を述べる。

(1)さる9日、皇太子妃殿下のお誕生日に際し、妃殿下のご感想が発表された。この中で、妃殿下ご自身が「天皇、皇后両陛下には、これまで私の体調についてご心配くださり、温かくお見守りいただいているお心遣いに深く感謝申し上げます」とお述べになっているように、天皇陛下は、皇后陛下とともに妃殿下の快復を願われ、心にかけてこられた。この数年、一部の報道の中に「両陛下は、皇太子妃殿下が公務をなさらないことを不満に思っている」「両陛下は、皇太子、同妃両殿下がオランダに赴かれたことに批判的であった」といった記事が散見されるが、妃殿下がご病気と診断されてこの方、両陛下からこのたぐいのお言葉を伺ったことは一度もない。

(2)この間、両陛下がずっとご心配になっておられたことは、妃殿下の適応障害のみならず、妃殿下の更に広義におけるご健康のことであった。昨年皇太子殿下がポリープの切除手術を受けられたが、その時、両陛下はポリープの大きさに驚かれ、相当期間検査がなされていなかったことに強い不安を持たれた。以後、殿下が定期検診を避けられることのないよう、願っておられる。皇太子妃殿下についても、現在のご病気のことと共に、妃殿下が、がんをはじめさまざまな成人病にかかりやすい年齢におられることを深く案じておられ、健康チェックを定期的になさるよう、また、そのことに誰かが責任を持ち、妃殿下の健康をお守りすることを願っておられる。

(3)次に、妃殿下の適応障害との診断に関し「皇室そのものが妃殿下に対するストレスであり、ご病気の原因ではないか」、また「妃殿下がやりがいのある公務をなされるようにすることが、ご快復の鍵である」といった論がしばしばなされることに対し、皇室の伝統を受け継がれて、今日の時代の要請に応えて一心に働き続けてこられた両陛下は、深く傷つかれた。その中でなお、お二方のために、両陛下として何ができるか、宮内庁、掌典職と何をはかっていくべきかを考え続けてこられたことを指摘したい。

 皇太子妃殿下のご公務、及び皇太子殿下の新しいご公務については、殿下の記者会見における公務見直しのご発言のあった直後、両陛下から、当時の宮内庁長官、前任の長官、参与などが、両殿下のご意向をよく伺って、ご相談に乗るようにとのご依頼を受け、御前にも出て、いろいろと申し上げているが、今も、具体的なご提案をお待ちしているところである。

(4)最後に、上記(2)の皇太子妃殿下の健康診断の問題であるが、従来、妃殿下のご病気の性格上、また東宮職の意向もあり、皇室医務主管が直接に妃殿下の健康管理にかかわることは、差し控えてきた。医務主管が検診の種目を指示し、検査結果を把握することがなし得ず、このことが、結果として妃殿下のみならず、殿下の定期検診の責任を誰が持つかを不明確にし、また、ご検査を間遠にし、ポリープのご手術の時のように、両陛下に非常なご心配をおかけしてしまった。このことだけは繰り返してはならない。今、すべきこととして、今後は、東宮医師団が直接の責任者となり、両殿下の定期的な検診の実施、検査結果の把握などに当たってもらうことを考えている。もとより、東宮職から依頼があった際には、医務主管が万全の協力を行うことは申すまでもない。

(結語)今年は、毎年行われるいろいろな行事に加えて、4年ごとに開催されるオリンピックやパラリンピック、50周年、100周年、150周年、さらには「源氏物語千年紀」など、さまざまな事項の節目の年に当たり、記念行事や、式年祭が多かったこともあり、通常の年に比較して、お忙しい一年であった。かねて、私は、天皇陛下が75歳のお誕生日をお迎えになり、平成の御代(みよ)が20年を超えるこの機会に、ご負担の軽減を進めさせていただきたいと考えてきたが、一昨日の医師団の判断にかんがみ、当面の対応として、陛下のお疲れを減らし、ストレスになりそうな状況をできるだけ減らすために、ここ1カ月程度は、ご日程を可能な限り軽いものに致したく、天皇誕生日やもろもろの年末年始の行事などについて、所要の調整を行いたい。



某スレでは蜂の巣をつついたような大騒ぎでございました。
普段右派気取りなら、産経がこういう全文を載せなきゃいけないのに
変態新聞の方がマシじゃないかこれじゃ…

直接批判的な言葉は見つかりませんが
現在の東宮家を非常に案じている様子が伺えます。
しかしながら、まったく意思疎通が図れていない様子も伺われます。
適応障害についても、マスコミ報道や擁護派が声をそろえて
「旧弊な皇室が悪い」と叫んでいるけれど、それこそが陛下のご心痛の元だということが
はっきりとわかりました。

やりがいのある公務を言い出した、張本人である皇太子殿下は
いまだにその「やりがいのある公務」とやらについて
両陛下や宮内庁とはご相談なさっていない様子ですね…。
そして妃殿下の健康については…精神的なものは外部の大野医師のみが把握しているのかしら?
また、先日行われた健康診断も体調不良でお受けにならなかったようで
本末転倒じゃないかと思われる行動を取られていますね。
ストレスを取り除かないと治らないけれど、いつなくなるかわからない
なんてgdgdな東宮医師団会見文がありましたが
具体的な話は一切なく、何がストレスなのかもわからない状況では
陛下も宮内庁も、本当に困ったことだと想像できます。

それにしても…公務の見直し発言って…何年前の話ですか?
いまだに相談すらなされていないって…
そりゃ、陛下のご心痛はいかばかりかと。
人格否定とか公務の見直しなんて言うだけ言って放置ですかorz
参内の機会を増やしてほしいと要請されても一向に増えず
先日の秋篠宮殿下のお誕生日の会見では
ご自身のことも含めた上でやんわりと「有言実行」ををにおわされたりと
本当に東宮家に関してはおかしな点ばかりが目に付いて仕方がありません。

妃殿下ばかりを庇うマスコミが多いけれど
おかしいことはおかしいといわなければいけないのではないかと
つくづく思うのですが、おかわいそうなまさこさま ばかりだし。
ったく、何がおかわいそうなもんですか。
好き放題やりたい放題してるじゃないですかと、一般庶民だって思うのに。

皇族の方々の中で、一番に気遣うべき陛下をないがしろにしてはいけません。

どうか、陛下のご心痛が少しでも減りますように。
いつまでも平成の御世が続くように、どうか周囲のかたがたも陛下を支えていただきたいと思います。
筆頭はもちろん東宮家なのに…一番のストレッサーになっている現状を
考え直していただきたい。
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